「相席屋」とは?
経営する居酒屋で、出会いを求める男女が集まる人気のお店です。 多くの人が集まる駅近にお店を構えており、女性は無料で食事を楽しむことができます。
「相席屋」バイトの仕事内容
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
お客さんを席に案内したり、料理やドリンクを運んだり、片付けやレジはもちろん、席替えを促したりもしました。金曜や土曜の夜は特にお客さんが多く混雑しましたが、月曜から木曜の平日は比較的暇な時間帯もありました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
ホールスタッフとして、主にお客さんを迎えて席まで案内することや、オーダーを取ってドリンクを提供するといった居酒屋と同じ業務内容をこなしていました。しかし、相席屋の場合は、男女の出会いの場も提供する居酒屋なので、相性をみて相席させたり、料金システムの説明をすることも担いました。
恋のキューピット役になることは通常の居酒屋での仕事内容では大きな違いでした。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
キッチンは調理のみですが、ホールはお客さんの案内から、オーダー取り、配膳や片付け、精算までをホールスタッフでまわしていました。ただ、出逢いをコーディネートするという役割もホールスタッフには求められる内容でした。夜のみの営業なので暇な時間はなく、居酒屋だから閑散期はほとんどありませんでした。
「相席屋」バイトの雰囲気
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
出会いを求めている若い人が中心で、お客さん同士が盛り上がっていない時には少し盛り上げに行くこともあったので、比較的お客さんとは多く話すバイトだと思います。髪型など自由度も高いので、その点も良かったです。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
混み合う時の対応が大変だったけれど、出会いを求めて来られるお客さんを迎えるためには、憩いの場でなければならず、自ずとそうした雰囲気、環境の職場になっていました。
立地から、主婦やシニア世代は少なかったものの、学費を稼ぎたいという希望をかなえられる環境でした。お客さんとの仲を取り持つため、お客さんと会話をすることは結構多かったです。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
居酒屋だから、客層はお酒が飲める20代~30代がメインでした。20歳以上からバイトができるので、就職前の暇な時間をフルに使ったり、学費を稼ぐためにバイトをしたりする学生だけでなく、子供の手が放れた主婦もいて、夜の時間を有意義にするには適した環境でした。
もちろん、接客業なのでお客さんにフレンドリーに話しかけつつ言葉使いには気を配ったり、社会人としてのマナーやルールには厳しい面もありました。
「相席屋」バイトのスタッフ
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
若いアルバイトが多くて和気藹々とした雰囲気で、男性と女性のスタッフのバランスが取れていました。バイトの休みがかぶった時には遊びに行く人もいるくらい仲が良く、仕事中も意思疎通が取れてスムーズに働けました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
スタッフ同士の仲は結構よかったです。バイトあがりにカラオケに行ったり、進路について話したり、学校での仲間とは違った友達が作れます。男女比でいえば、自分の店舗は男子率が高めで、7対3くらいでした。居酒屋だから高校生はバイトできず、20歳以上の大学生やフリーターが中心で活躍していました。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
結構、お酒との付き合いができるスタッフばかりで、男女比は6:4で男性が多いけれど、それなりに出逢いもありました。体育会系から頭脳派まで、バラエティなスタッフで構成されていて、チームワークも良かったと思います。
「相席屋」バイトの教育・研修
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
研修期間もきちんと設けられていて、お客さんへの対応も細かく教えてもらえました。お客さんから声をかけられることも多く、自分は出会いを求めているわけではないので、研修中はうまくかわすテクニックもなかったので困りました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
研修は一通りありますが、マニュアルがあったり、教育熱心な先輩方がいるので、仕事を覚えられないことはありませんでした。新人研修だから、もっとガミガミ怒られながらのスパルタ指導なのかと思っていたけれど、店長いわく、ハートが大事だとアドバイスされて、楽しく研修を終えられました。覚えることは、メニューの内容だったり、相席させるための説明や理解を得ることくらいです。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
新人教育も受けることができるので、仕事ができるか不安になることはありませんでした。ただ、出逢いをコーディネートできるようになるためには人間観察が必要で、恋愛経験が不足している自分にとっては、少し難しいと感じました。配膳や片付けなどは、通常の居酒屋バイトと何ら変わらないので経験者は覚えやすいと思います。
「相席屋」バイトの給料・福利厚生
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
時給は比較的高い方で、土日や祝日には時給がアップしていました。頑張り次第で昇給することも可能なので、頑張って働こうという気持ちになれて良かったし、求人情報に記載されている通りで満足して働けました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
普通の居酒屋よりは高給料だと思います。交通費も支給されるし、頑張り次第という条件つきの昇給もあるので、やりがいもあります。一応、まかないも出ますし、バイトから社員になった人がいるかは分からないですが、社員登用制度はありました。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
日を跨ぎ、時給もアップするので、夜にがっつり稼ぐことができました。金・土・祝前日にバイトに入れば、29時まで働けるから尚更、高給料がもらえます。まかない付きで、マッチングを成功させたり、お客さんから感謝されたりすれば昇給もありえます。
「相席屋」バイトのシフト
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
自己申告制で自分の予定に合わせて働くことができたし、土日のみ働いている人もいました。シフトの希望は二週間前に出すスタイルだったので予定が組みやすく、ダブルワークで頑張って働いている人も何人かいました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
シフト制ですが、融通性はあります。短期といっても3ヶ月以上が条件で、夜に自由な時間が作れる学生やフリーターが活躍していました。テストや大会などがあれば日数を減らすことはできるけれど、週2日~、1日4時間~の条件での採用でした。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
シフト制で、短期では採用されにくいと思います。店舗にもよりますが、即戦力を必要としているから、夜のみ営業という時間枠でしっかり働ける人が歓迎されています。急に休みが必要になれば、自分で代わりを見つける必要がありますが、だいたいは協力してくれるため、取りやすいと言えます。昼間に他のバイトもできるため、ダブルワークをしているフリーターが1割ほどいました。
「相席屋」バイトの魅力・やりがい
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
お客さんとたくさん話をするのでコミュニケーション能力が自然とアップし、丁寧に話す言葉遣いを学ぶことができました。また、どのように対応したら笑顔になってもらえるのかわかるようになりました。良い雰囲気になる人がいると、それを見て嬉しくなりました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
バリバリ稼ぎたい自分にとっては、時給も高めだったからしっかり稼ぐことができました。通常の居酒屋バイトと違って、男女の仲を取り持つマッチングが上手くなったので、もしかしたら、接待などがある営業職には役立つかもしれません。
後は、色んな恋愛論、恋愛観を知ることができて、恋活にも活かせる点は、アプローチが苦手な自分にはメリットでした。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
ツラい時に周りがフォローしてくれるのが魅力でした。お酒の席で、男女の引き合わせを提供するので、スタッフ同士は仲良くても、お客さんとの間やお客さん同士でトラブルになることもありました。
しかし、店長をはじめ、スタッフに協力を求められたり、要望に対して素早い行動で応えたりでき、ツラさにしっかり向き合えた点はよかったです。
「相席屋」バイトのつらかった・大変だったこと
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
お客さんはお酒も飲んでいるので、態度が横柄になってしまう人もいて、辞めたいなと思うこともありました。お客さんとの関わりで困ることはありましたが、その時にはスタッフでフォローし合いました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
お酒の席なので、絡まれることは正直辛かったです。酔いつぶれたお客さんの介抱なども、慣れるまでは大変で、肝がすわっていないと辞めたくなることもありました。嘔吐や汚物処理は辛い作業でした。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
夜のみ営業のスタイルだから、帰り道が心配になりました。後は、苦手なお客さんとの付き合い方に慣れるまでが辛かったです。上手に付き合うにはドライな関係がいいのかもしれないけれど、ウエットな関係でも、相手にしっかり合わせなければならず、性格が合わないお客さんから質問攻めにあった時は大変でした。
「相席屋」バイトの向き・不向き・どういう人が働きやすい(働きづらい)か
- まとめ
梅田店(2017年5月〜2018年11月)
コミュニケーション能力が高く、男女問わず積極的に話せる人に向いているなと思いました。初めてのアルバイトとしては、少し大変かなと思いましたが、慣れると和気藹々とした雰囲気の中で働けるし、それほど体力も必要ないと感じました。
歌舞伎町店(2017年1月~2018年7月)
お酒の席だから、それなりに盛り上げられる性格の子が採用されていました。お一人様のお客さんとのコミュニケーションを図ったり、マッチングしたり、この人に相談したいって思わせられるオーラのある人は働きやすいと思います。逆に、とっつきにくい人は向いていないと思いました。
渋谷店(2018年2月~2019年8月)
恋占いとか、手相占いなどができれば向いているかもしれません。実際、それによってお客さんの出逢いを繋ぐこともできました。20歳以上からが採用条件なので、初めてのバイトには不向きです。後は、短期より長期で働ける人が採用されやすいです。